「もう少し考えます」——その一言に、心当たりはないか
打ち合わせは順調だった。間取りの希望はヒアリング済み、予算感もすり合わせた。土地も決まっている。あとは「お願いします」の一言だけ——のはずだった。
だが、施主の口から出たのは違う言葉だ。
「間取りは良いと思うんです。でも……実際にどんな家になるのか、ちょっとイメージが湧かなくて。もう少し考えさせてください」
設計者としては、すべてを伝えたつもりだ。平面図には寸法も入れた。外観のイメージも言葉で説明した。
だが施主にとって、それは「紙の上の線」にすぎない。2,000万〜3,000万円の決断を、紙の上の線だけで下せる人はほとんどいない。
そして、次の打ち合わせの連絡は来なかった。
平面図で「伝わっている」と思っていないか
設計のプロにとって、平面図は「読める」図面だ。壁の位置、窓の向き、動線——すべてが線と記号で表現されている。
だが、施主は図面のプロではない。
「LDKは18帖です」「この窓からは南の光が入ります」と説明しても、施主の頭の中には何も映像が浮かんでいないかもしれない。うなずいているのは、理解したからではなく、わからないとは言いづらいからだ。
これは施主の理解力の問題ではない。伝え方の問題だ。
従来のプレゼン手段には、それぞれ限界がある
「完成イメージを見せたい」と考えたとき、工務店が使える手段はいくつかある。だが、どれも決定打にはなりにくい。
3Dパースは美しい。だが、見えるのは決められたアングルの静止画だけだ。「リビングの反対側はどう見える?」「玄関から入ったらどんな景色?」——施主の素朴な問いに、静止画は答えられない。アングルを追加するたびに費用がかかる。
手作り模型は、手に取れる「モノ」としての説得力がある。だが、設計変更のたびに作り直しになる。初回プレゼンの段階ではまだプランが固まっていないことが多い。施主の反応を見てから調整したくても、模型はそのままだ。
結局、どの手段も「あと一歩」が足りない。施主は「なんとなく良さそうだけど、踏み切れない」まま打ち合わせを終える。
模型+ARで、施主の「見えない」を「見える」に変える
ここ数年で、施主プレゼンの手段に新しい選択肢が生まれている。3Dプリント模型とAR(拡張現実)の組み合わせだ。
模型で、全体像をつかむ。 3Dプリントのスタディ模型は、施主の手元に置ける「実物」だ。上から見れば屋根の形がわかる。横から見れば外観のボリュームがわかる。デジタルデータから出力するため、手作り模型のように「一発勝負」ではない。
ARで、「ここに建つ」を体験する。 施主のスマートフォンをかざすだけで、建築予定地に実寸サイズの建物が重なって表示される。目の前の空き地に、これから建つ家の姿が現れる。
「LDKは南向きです」という言葉が、「この方向に窓があって、この時間帯に光が入る」という体験に変わる。
施主は、もう「想像」する必要がない。自分の目で見て、自分の足で歩き回って、確認できる。
79,800円で変わるもの
「AR付きの模型」と聞くと、高額なシステム投資を想像するかもしれない。
だが実際には、模型+ARのセットで79,800円から利用できるサービスが存在する。自社でソフトを導入する必要はなく、平面図を送るだけで模型とARが届く。
この79,800円を、住宅契約の文脈で考えてみよう。
| 金額 | |
|---|---|
| 住宅契約の単価 | 2,000万〜3,000万円 |
| 模型+AR | 79,800円 |
| 契約単価に対する比率 | 約0.3〜0.4% |
1棟の契約に対して0.3%。誤差の範囲だ。
そして、考えてみてほしい。冒頭の「もう少し考えます」と言って去った施主。もし模型とARがあの打ち合わせにあったら、結果は変わっていたかもしれない。
「施主を1人逃した」ことの損失は、2,000万円の売上機会だ。 模型+ARの79,800円は、そのリスクを下げるための投資として見れば、最もハードルが低い選択肢と言える。
活用シーン——打ち合わせのどこで使えるか
模型+ARは、施主との打ち合わせのさまざまな場面で力を発揮する。
初回プレゼン。 模型を出し、ARで建築予定地に建物を表示する。「ここまで具体的にしてくれるのか」——数字の説明ではなく「体験」から入ることで、設計者への信頼が一気に生まれる。
間取り変更時。 「キッチンの位置を変えたい」という要望は日常茶飯事だ。デジタル3Dデータなら修正を反映してARで確認できる。「前のプランと今のプラン、どちらがいい?」を、施主が自分の目で比較判断できる。
建築予定地での現地確認。 スマートフォンをかざせば、実寸サイズの建物がそこに現れる。隣の家との距離感、道路からの見え方、庭のスペース——図面では伝わらなかったリアルが、施主の目の前に広がる。
施主が「この家を建てたい」と決心する瞬間は、多くの場合、データではなく体験から生まれる。
模型+ARの先にあるもの——BIMへの発展性
施主プレゼンで使った3Dデータは、それだけで終わらない。同じデータからBIMデータに発展させることもできる。
| プラン | 費用(税別) |
|---|---|
| スタディ模型 | 49,800円 |
| 模型+AR | 79,800円 |
| 模型+AR+スタディBIM | 128,000円 |
| BIM Express(確認申請用) | 198,000円〜 |
| フルセット | 278,000円 |
段階的に追加しても、一括で注文しても総額は変わらない。まず模型+ARで施主プレゼンの効果を実感してから、BIMを追加しても損はしない。
2029年にBIMデータ審査の原則化が見込まれている。施主プレゼンのために作った3Dデータが、そのまま確認申請の土台になる。この発展性は、模型+ARから始める大きな利点だ。
まとめ——「もう少し考えます」を、もう聞かないために
施主が「イメージが湧かない」と言うとき、それは設計が悪いのではない。伝え方の問題だ。
平面図だけでは伝わらないものがある。3Dパースだけでは見せきれないものがある。模型で全体像を見せ、ARで実寸体験させる。 この組み合わせが、施主の「わからない」を「わかった」に変える。
「もう少し考えます」を「この家を建てたいです」に変える手段は、すでにある。79,800円から。
AcrossMODEL — 図面を送るだけ。模型もARもBIMも。
平面図をお送りいただくだけで、3Dスタディ模型・AR体験・BIMデータをワンストップでお届けします。CAD図面でも手書き図面でも対応可能です。
スタディ模型 49,800円〜 | 模型+AR 79,800円〜 | フルセット 278,000円
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